FY 2019 奴隷労働及び人身取引にかかる声明

トヨタコネクティッド株式会社(以下「当社」)は,英国現代奴隷法第54条に基づき,当社及びそのサプライチェーンの活動の中で奴隷労働や人身取引を防止するための取組みにつき,次のとおり開示します。

  1. 企業組織,サプライチェーン構造

    当社は,トヨタ自動車株式会社の子会社として2000年10月6日に設立され,デジタルマーケティング事業,テレマティクス事業,MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)事業,ディーラー・インテグレーション事業等を営み,現在,英国(TOYOTA Connected Europe, Ltd.)を含む6か国に海外拠点を置いて,グローバルに事業を展開しています。

  2. 奴隷労働や人身取引に関する方針と取組み

    当社は,トヨタ基本理念及びトヨタ行動指針に基づき,国内外の法令及びその精神を遵守し,オープンでフェアな企業活動を通じて,すべての人々の人権その他の権利を尊重し,国際社会から信頼される企業市民をめざしています。
    また,当社及びそのサプライチェーンにおける奴隷労働や人身取引を防止するために, 2020年2月より新規サプライヤ―との取引前の審査において, 上記理念・指針に基づき誓約を交わし人権の尊重, 適正な労働への取組みの遵守について確認し, 調達業務を遂行しています。

  3. 人権デューデリジェンス,奴隷労働・人身取引についてのリスク評価と管理

    (i)   当社の役員で構成されるリスク管理委員会にて,人権侵害行為に対する組織横断的な対応方針の審議, 未然防止対策の指示, リスク管理体制の強化を行っています。
    (ii)  トヨタ自動車株式会社の連結コンプライアンス活動に参加し,人権侵害行為が行われていないか,社内のコンプライアンス体制が規定どおり運用されているか等の点検を毎年行っています。
    (iii) 奴隷労働,強制労働及び人身取引の可能性や疑いが生じた場合は,速やかに役員が中心となって事実確認の上協議をし,対応しています。

  4. 奴隷労働・人身取引が発生しないことをはかる指標

    奴隷労働,強制労働及び人身取引などの人権を侵害し,個人としての尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為に対しては,懲罰委員会が会社規則等に基づいて厳正に対応しています。
    内部告発手続としてコンプライアンス及びハラスメント相談窓口(ヘルプライン)を設置し,不当な取扱いや権利侵害の防止,早期発見,是正及び救済に努めています。

  5. 研修の実施

    当社は,役員及び従業員に対し適宜研修を実施して,労働者の自由を奪いその人格を否定することなく人権を尊重する意識の浸透を図っています。

本声明は,2020年8 月28 日開催の当社取締役会の承認を得ており,代表取締役により署名されています。

2020年8月28日

中田雅人

トヨタコネクティッド株式会社
代表取締役副社長 中田 雅人