MENU

新着情報 詳細

トヨタメディアサービス、愛知県内「普通充電器の最適配置・課金に関する実証実験」へ参画
~普通充電器「G-Station」が正式採用~

2012年8月31日

トヨタメディアサービスはトヨタ自動車(株)と愛知県の2自治体・9企業が2012年11月から2013年3月まで愛知県内で実施するプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)用普通充電器の普及に関する実証実験に参画し、各団体・企業に同社の普通充電スタンド「G-Station」を設置する。

実証実験の目的は以下の3点。

  1. 愛知県内の商業・公共施設、約20ヶ所へ設置した充電器の利用状況を分析し設置場所や運用方法を検証する
  2. 新たに開発したコイン投入方式の充電器により課金の可能性と料金の妥当性を検証する
  3. Wi-Fi情報通信機能により施設情報や災害情報を提供し有用性を検証する

なお、本実証実験は愛知県の「新あいち創造研究開発補助金」*1の2012年度補助対象事業として採択されており、補助金は主に充電器設置費用に充てられる。

「G-Station」は国内主要PHV/EVの充電方式に対応した200V普通充電スタンドで、非接触型ICカードでの認証機能に加え通信機能を有しており、インターネットを介しトヨタ自動車のグローバルクラウドプラットフォームである「トヨタスマートセンター」に接続できるという特長がある。

現在、「G-Station」はトヨタ販売店を中心に約1,500台が設置されているが、今後は全国の地方自治体との協業*2や本実証実験の参加施設とも協力し、利用状況や運用課題の改善等を踏まえ、一般集客施設への充電器展開を積極的にすすめていく。

また、トヨタメディアサービスは、愛知県内における普通充電器の設置数を増やし充電インフラ整備をしていくことでPHV/EVユーザーの利便性を向上させるだけでなく、次世代自動車の普及推進を促すことにより低炭素社会の実現にも貢献していきたいと考えている。

*1 愛知県が産業空洞化に対応するため、「産業空洞化対策減税基金」を原資として創設し、2012年度に運用開始した補助制度のうち、次世代自動車や航空宇宙など、将来の成長が見込まれる分野において、企業などが行う研究開発・実証実験を支援する補助制度

*2 トヨタメディアサービスは2012年7月7日、石川県「能登スマートドライブプロジェクト」協議会へ参加している

以上

  • 新着情報の一覧へ
  • TOPへ戻る

このページのTOPへ